扁桃肥大治療ブログ
子供の扁桃腺肥大を治療するまでの記録ブログ

扁桃腺肥大手術当日 入院2日目

カテゴリー : 扁桃腺肥大治療記録10月16日
手術日

入院二日目、いよいよ扁桃腺およびアデノイド切除を行う手術日の朝です。
正式名称としては「口蓋扁桃摘出手術・アデノイド切除術」となります。
子供はこれから手術ということがイマイチ理解できていないようで、緊張しているのは親だけ…。
こんな朝の様子から、手術後までの経過をご紹介したいと思います。

扁桃腺切除手術に向けて

1日目の文末(扁桃腺肥大入院1日目)にも書いていますが、手術は午後からの予定だったので、朝はまだ絶飲食ではありませんでした。
とはいっても、朝食として出されたのはりんごジュースだけ。
さすがに子供も「お腹すいた~」と言っていました。

空腹を紛らわすためプレイルームで遊んだり、持ちこんだおもちゃで遊んで時間を潰し、11時前、看護師さんに声をかけられました。
「このジュースを飲んだら絶飲食になります。」
とジュースを手に持ってきました。

このジュースはアルジネートウォーターと呼ばれるスポーツドリンクのようなもので、点滴代わりの電解質補給です。
これを飲み終えたら、あとはいよいよ手術開始を待つばかり。
子供は「まだ~?」と言って、いつもと変わらない様子で暇を持て余していました。
手術のことをあまり話さないで緊張させないことも大事かもしれないのですが、子供自身の体に起きることなので、手術に呼ばれるまでの時間を使って、これから行う手術のことをしっかりと説明することにしました。

「夜に出る咳のこと、食べ物が飲みこみづらいこと、寝苦しいこと、すべてはお口の穴が小さいから。
だから、これから先生にお口の中の穴を大きくしてもらう手術をするんだよ。
でも寝てる間に治してくれるから、○○ちゃんは寝てるだけで大丈夫!
起きたら病気が全部治ってるよ!」
という感じ。
ゆっくり丁寧に話すと、子供もなんとなく理解が進んだ様子でした。

手術前から手術後の流れ

手術予定は13時~14時と言われていて、少し早く呼ばれても良いように12時ごろから病室で待っていたのですが、中々呼ばれずひたすら待機…。
あまりにすることが無いので、子供は14時を待てずに寝てしまいました。

結局、看護師さんが呼びにきたには14時15分ごろ。
「あら寝ちゃってますね~。手術室に行く前におトイレだけ済ませておいてくださいね~。」
と言われたので、子供を起こしてトイレへ。
いつもは寝てるのを起こすと虫の居所が悪くなるのに、この日に限っては嫌がらずに起き、ちゃんとおしっこをしてくれました。

手術室へ向かう前、お迎えの看護師さんがやってきて、親には簡単な流れと予定時間等の説明があり、手術を受ける子供には眠くなる薬(安定剤?)を看護師さんからスポイトのようなもので与えられました。
バナナ味が付いているらしく、子供も嫌がらずに飲めるようになっているようです。
この薬を飲むとフラつきがでることもあるそうなので、病室の前に横付けされたベッドまで抱っこして移動し、乗り換えてから手術室に向かいます。

親たちの心配はどこへやら、子供は楽しそうにニコニコしながらベットを押され手術室へと移動。
この病院ではオペ室へと繋がるエレベーター前で親族との分離となりますが、扉が閉まりそうになっても子供は泣くことも無く、最後まで笑顔で手を振っていました。
本当に手のかからない娘です(笑)。

手術時間は2時間の予定。
看護師さんからは「予定より早く終わることもありますので、渡したPHSがなったら病室でお待ちください」とのこと。
私たち親は病院併設の喫茶店で軽食を済ませ、PHSが鳴る前に1時間ほどで病室へと戻りました。

子供が手術室へ行ってから1時間30分ほど経過した頃でしょうか、病室に薬剤師の方がみえて、術後に飲む薬の説明がありました。
飲む薬は痛み止めのカロナール1種類。
術後は色々な薬を飲むのかと思っていましたが、抗生剤は点滴から入れられるので、飲み薬としてはこの1種類だけで問題ないようです。

そして1時間45分が経過した頃、看護師さんが見えて「今戻ってきますから廊下でお待ちください」と。
病室を出て廊下で10分ほど待っていると、子供の乗ったベッドが運ばれてきました。
私たちの前を通過するときベッドを止めてくれたので、娘の様子を見てみたのですが、まだ麻酔でまだ眠っている様子。
会話を交わすことはできませんでした。
ベッドはこのまま病室へと戻され、先生と看護師さん達で酸素マスクや点滴、脈拍計などを病室にセットしていきます。
この間、親は廊下で待機。

病室の準備が整うと、担当医で執刀医でもある先生が私たちの元へやってきて、
「手術は無事に終わりました。やはり扁桃腺はとても大きかったです」
などと、手術経過の説明を受けました。
また、切除した扁桃腺を見ることはできないか?と質問をしてみたところ
「取った扁桃腺はすでに病理検査へとまわしているので現物はお見せできませんが、写真を撮っていますから次回の外来でお見せできます。」ということでした。
その写真も手に入れていますので、このまま読み進めていただければ、画像公開ページまでたどり着きます。
すぐに見たい方はこちらの扁桃腺摘出手術の画像を公開記事をご覧ください。

先生との会話を終え病室に戻ると、そこには何事も無かったような子供の姿がありました。
実際、喉を切開した訳ではないので外傷はなにもありません。
ちょっと唇が開口器で切れて赤くなっているかな?という程度です。

ここで気が付いたのは、子供は仰向けで寝ていたのですが『いびきをかいていない!』
なんともう扁桃腺・アデノイドを切除した効果が表れているのです。
あれだけ大きかったいびきが嘘のよう…。
すやすやと熟睡できている姿を見ながら「良くなってよかった」と、しみじみ思うのでした。


手術後の食事

病室に戻ってきてから2時間後。
まだウトウトはしているものの、徐々に覚醒してきたので夕食にトライ。
提供されたのはスープとジュース。
扁桃腺摘出後の食事
液体だけの食事ですが、よほどお腹がすいていたのかスープとジュースを一気に完食。
「食事が摂れたのは良い兆候ですよ。」と看護師さん。

ただ食後に喉を痛がる様子を見せたので、看護師さんに伝えて痛み止めを追加してもらいました。
すぐに効果が表れ、痛みが和らいだのもあってか食後30分程度で再度眠りにつきました。

見守る親としては、とても時間が長く感じられ精神的にも疲れた1日。
それでも子供が無事に手術を終えることができ、一先ずホッとした手術日の夜でした。

次回は、手術後となる入院3日目をご紹介します。